薬の飲ませ方ガイド

個人ボランティア きみどり様にご協力いただき、ブログ「ねころくっ!」より転載しております。転載元の記事は下記よりご覧いただけます。

オブラート編

用意するもの:オブラート、ピンセット、水

この方法は大人猫でしたら錠剤そのままでも面白いほどうまくいきますよ~!でも、今回は子猫なので、念のため錠剤を砕きます。

それをオブラートに入れ…(これは袋状になっているもの。便利です)

くるくると丸めて包み、端をちょっとだけ濡らして止めます。

こ~んな感じ。この時点で大きく見えても大丈夫です。

さあ。飲ませに行きましょう!猫が眠っている時を狙うのが一番です。
このように水を用意し、ピンセットで挟んだお薬を浸します。そして…

手早く猫の頭を上から持ち、

両口端を抑えて上むきにあがっ!と口を開かせるやいなや、濡らしたオブラート、クスリ入りを口の奥にするっと押しこみ…

ぱこん!口を閉じて押さえます。

「にゃ・・にゃにゃ??」
「はい、おしま~い(笑)」

ふふふ。もう一回やってみましょうか。

つかんで、ひらいて…(上を向かせるようにするとよい)

ぽとん!なるべく舌の付け根あたりへ目がけて落として。

ぱくん。

はい、おちまい。

「ん、ん~?」
何が起きたか解ってませんね(笑)

この方法はめっちゃおススメですよ!濡らしたオブラートがぬるん!とのどの奥へ入ってくれます。
錠剤など、そのままだとうまく飲めなくて、あぎゃあぎゃとあぶくやよだれと共にぺっ!とされたりしがちですが、これならそういうこともありません。面白いほどうまくいきますよ~。

スポイト編

用意するもの:スポイト、水、紙(じょうご用)

うちはこの注射器型を使っています。病院でくれるのデス。これにじょうご(これはお菓子のおまけだった!←超貴重!)を差し込みまして(こぼさないように。紙などで作っても便利)

お薬を入れます。

シリンジを差し込み…

ぶわっとならないようにゆっくり、ぎりぎりまでおろし…

これに水を少量吸い上げ、振って溶かします。で、準備おっけー。

で、先ほどと同じ要領で頭を固定し、スポイトを口の脇に差し込み…

ちゅい~~~~!
「あ・・あが…!」

「あがーーっ!!」
急ぎ過ぎて一気に噴出してもだめ。でも手早く頭はがっちり容赦なく押さえて…

「まずっ!うえーーっ!げろまじゅ~~!」

「はいはい。よだれふきふき。よくがんばりまちた!」

そう。この方法は薬の味がわかっちゃうのが難点。げろまじゅ。でも口をがばっと開けなくても飲ませることが可能です。
スポイトは違う形状のものでも要領は同じです。

餌に混ぜる編

上の方法のように頭を押さえられない場合に。

お腹をすかせておいて、大好きなウェットフード少量に薬を混ぜて最初に一口だけ食べさせます。
混ぜたらその上にほんの少し混ぜてないものを載せるとなおよい。
最初の一口分だけに混ぜるのがコツ。これは失敗したらお薬むだになっちゃいますが、お腹がすいているタイミングなら結構うまくいくかもです。

目薬の差し方

同じように頭を上から押さえ、上を向かせ、このように瞼をくいっと持ちあげ、ぽちょん!

うにうにうに…よくお薬をいきわたらせます。(あ、これは真似っこだけね)

さあ!こ~んな感じ。いかがでしたでしょう?これでいつお薬が必要になっても大丈夫っ!(か!?)

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