迷子猫の探し方ガイド

個人ボランティア きみどり様にご協力いただき、ブログ「ねころくっ!」より転載しております。転載元の記事は下記よりご覧いただけます。

脱走初期

完全室内飼いの子は、出たはいいけど、びびってどっかにもぐっちゃいます。
絶対すぐ近くにいますが、呼んでも鳴きもしません。
なので、静かになった夜に、ごく近くを探しまくってください。

懐中電灯で照らし、お皿や缶を叩き、名前を呼びます。
見つけたら、焦らずそおっと呼びかけ、時間をかけて落ち着かせてください。
そして、好物の餌などで引き寄せ、一気に捕獲します!
パニックになる子もいますから、洗濯ネット、バスタオルなどを利用するといいかもです。

脱走してしばらくたってしまった場合

まず、連絡しておくところ

  • 保健所、保護センターなど(自治体によって違います)
  • 警察署(意外と保護が多い)
  • 資源循環局(清掃局 考えたくないことですが、事故などに遭ってしまった場合、扱いがこちらになる場合もあります)
  • その他、地域一帯の獣医さんなど。

ポスター、チラシ

その猫の行動半径にポスターを貼りまくる。
うちは今回40枚貼りました。追って50枚作るつもりでした。探偵さんは何百枚と貼るようです。

写真は顔と全体がわかるもの。できればバックがごちゃごちゃしていないもの。
内容は簡潔に、最小限に。
貼る高さは目線よりちょっと下。
夜に貼ると、街灯などがあたる電柱がよくわかる。
必ず剥がすことを忘れずに…。

チラシは、近所は一軒一軒配って、出来ればお庭を拝見させていただく。
隠れられる場所、もぐれるところ、水を飲めるところなど、把握できます。
近所に外猫に餌をやってるお宅はないか、野良猫の集まる場所なども一緒に聞いてゆきます。

少しずつ半径を広げてポスティングしていきます。
通りがかった方、井戸端会議、犬の散歩組、お店などにもお声かけします。
結構親身にご協力いただけます。

餌をおく

家周りに何箇所か餌を置いておくと、ある場所だけなくなっていたり…捜索方向をそっちに重点的にシフトできるかも。
同じく、家周りにかつお節をまく。匂いが強いから呼び寄せられるかも。
(その際、風上に立たないと浴びます)

トイレの砂をまく

使用しているトイレの砂を家周りにまく。
家に呼び寄せるように、いくつかのルートに沿ってまいてみる。
(レジ袋にいっぱい入れて、穴をあけしゃらしゃら~と、ヘンゼルとグレーテルのごとくまいていました。その際、道路にぶちまけないよう気をつけましょう)

捜索方法

迷い猫の活動時間は絶対的に夜。しかも、深夜1時~明け方が一番見つかる時間帯だそうです。
懐中電灯で照らしながら、さっとでも、何度も同じ場所を回る。
光が当たると目が光るので、双眼鏡で確認。(探偵さん:談)
匍匐前進のような動きの猫は、迷い猫の可能性あり。
缶詰など、好きな物の音を鳴らしながら呼ぶ。これも、夜の方が声が通ります。
見つけたら、捕獲器か、呼び寄せてネット&バスタオル、キャリーなどで焦らずゆっくり捕獲。

普段からできること

  • 迷子札をつける。
  • 窓には網戸にもカギを・・・
    (かけ忘れたら意味ないよ~←今回の敗因。泣)
    防犯コーナーで売ってます。
  • 音に対して条件づけをしておく
    ご飯の時に缶やお皿をたたいて音を覚えさせるとか、犬笛も非常に効果があるそうです。

その他、やろうかと思っていたこと

  • ペット探偵さんに依頼。
    たいてい3日でいくら、というところばかりですが、私は深夜を中心に、6日間、同じ値段で動いて下さる、ということから、「猫探偵社」への依頼を検討していました。
    依頼には至りませんでしたが、沢山の体験談やノウハウを教えてくださり、見つかった時は本気で喜んでくださいました。
  • ポスティング業者に依頼
  • 新聞折り込みチラシを依頼

などなど

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